読み物 Blog

2019/08/04 12:13

こんにちは!

チカラ強く賑やかな蝉の声を聞きながら

夏の訪れをひしひしと感じる今日この頃です。

最高気温がどんどん更新されていくような

暑さの中、みなさまいかがお過ごしでしょうか?


今日は当ショップで扱っている

「九谷焼」について書きたいと思います(^ ^)

【九谷焼】

石川県金沢市、小松市、加賀市、能美市で生産される色絵の陶器。

明暦(めいれき)元年(1655年)ごろ、大聖寺藩(だいしょうじはん)藩主・前田利治が領内(石川県加賀市)で発見された陶石に着目し、九谷に窯を開いたのが始まりと言われています。

しかし、約50年後に窯は突然閉鎖。原因は未だ不明のままだそうです。


廃業から約100年後に加賀藩が金沢で磁器の生産を再開。

春日山窯・吉田屋窯・宮本屋窯・永楽窯など数々の窯が独自の作風を築いていきます。


現代では、伝統的な美術工芸品として海外でも注目され、「ジャパン・クタニ」と呼ばれて広く知られるようになりました。

昭和後期には美術品としても制作されるようになり、人間国宝(吉田美統・三代徳田八十吉)も誕生しています。


最近では、ライフスタイルの変化に合わせたさまざまなデザインのうつわも制作され、現代の九谷焼の特徴が形づくられています。

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次回は

九谷焼のさまざまな画法について

説明していきます(^ ^)